3/9と3/10の2日間にわたって DroidKaigi 2017 が開催されました。おこしいただいた皆様、ありがとうございました。
自分はカメラを構えて写真を撮ったり、Twitter でお知らせを流したりしていました。当日は #DroidKaigi が非常に盛り上がっていて、数分でTLがどんどん流れていく状況でした。 @ken5scal さんの助力もあって、カンファレンス中の様子を Tiwtter を通して伝えられたと思います。
さて当日 Twitter 担当の @ken5scal さんと私がなにをしていたかというと、写真を取ってつぶやく以外にも以下の様なことをしていました。
スパム対応
同じハッシュタグのついたつぶやきが増えてくると、そのハッシュタグがトレンドとして扱われます。いわゆるトレンド入りというやつです。そうすると、トレンド入りしたハッシュタグをつぶやきに含めて人目を引き始める謎の bot が、1時間に1回のペースで #DroidKaigi を含めた無関係のツイートを流し始めます。日にもよりますが、DroidKaigi の場合は毎時0分ごろにそのようなつぶやきが増える傾向にありました。
無関係のつぶやきにトレンドのハッシュタグをいれられてしまうと、後々検索をするうえで邪魔になってしまいます。そこで、そういったつぶやきは都度見つけ次第、一つ一つ心を込めてスパム報告します。報告の数が上がるほど効力を発揮するため、当日は他のメンバーにも報告を手伝っていただきました。
しかしこれ、対応する数が多くなるにつれ、また時間が進むに連れてだんだんと心が失われていきます。初日には謎の「#全自動おぎゃり機」というハッシュタグもトレンド入りをしており、数多くの bot が「#全自動おぎゃり機」と「#DroidKaigi」を並べてつぶやいており、気分的には完全に「駆逐してやる…」という感じでした。おかげさまで二日目にはスパムツイートがほぼ皆無だったので、初日にがっつり対応した成果が出たようです。
おそらく他のイベントでも同じような対応をしていることと思いますが、スパム対応は規模の大きなイベントの運営ではほぼ必須の工数だと思います。
お問い合わせ対応
当日は Tweetdeck などのツールで「DroidKaigi」のエゴサ結果を常にみていたので、メンションのあるないに関わらず、スタッフに伝達して対応できそうなものを順次連絡していました。特に部屋の空調やマイクの調子などはその場でなんとかできそうな内容だったので、各部屋のスタッフに逐一伝えて対応をしてもらっていました。
もうちょっとしっかりできるとよかったなと思う点は、スタッフへの伝達後に、お問い合わせ(やそれに近い内容のつぶやき)にもメンションをとばすことがあまりできなかったことです。初日の夕方頃に振り返って気付き、少しずつですが対応をしてみたところ、ポジティブなリプライをいただくこともあったので、このあたりは折を見て積極的にやっていけるとよいなということがわかりました。Twitter を通したコミュニケーションではありますが、最終的には人が運用しているので、心地よくコミュニケーションが取れると、運営で疲れていても「がんばるぞ😊」という気持ちになって次につなげていくことができます。
自分はあまりできていなかったところですが、会場から沸き起こる参加者のツイートに「わかる」等の引用リツイートをしたり、ゆるふわなかんじで「フ〜」とツイートしたりして、楽しげな感じを出すのも大いに重要だということがわかりました。このあたりは @ken5scal さんに助けられました。
今後
DroidKaigi 2017 自体は終了しましたが、実は Twitter 担当のお仕事は会期後にもあります。発表者資料のリンクがまとまったら告知したり、セッションの動画を告知したりといったお仕事があります。動画は前回同様 YouTube にアップロードする予定ですが、YouTube 上で、動画のアップロードの完了と Twitter での告知を自動で連携することができます。この連携、今現在はどうかわかりませんが、前回の場合はつぶやきに URL が含まれないケースが数件ありました。これは人力で対応するしかない(たいてい短縮 URL を入れる余地は残っている)部分です。
さいごに
アフターパーティーで初めて知ったのですが、地方の、それもかなり遠いところから新幹線で参加している高校生の方がいらっしゃったことにはとても驚きました。個人的には学生枠というと、大学生がくるものと思っていたので、もっと若い層の人たちが、お金と時間をつぎ込んででも参加したいと思っていただけるイベントになったんだなと思いました。