なるようになる、と言う言葉があるけれども、言い換えれば、なるようにしかならない、と言うことでもあると思う。 なるようになるのは、結果として実を結ぶまでの過程でそれ相応のことをしているからで、何もしなければ当然しなかっただけの結果しか出てこない。 だから、なるようにしかならないのだ。
だから、何になりたいか、ということはすごく重要なのだと思う。
具体的なイメージができればできるほど、取っ掛かりとしてはハードルがぐんと下がると思う。何になりたいか、で想像がつかないなら、自分の人生の節目に鳴るようなイベントを迎えた時に、自分はどんな心境で居て、周りの人たちはどんなふうに自分のことを見ているだろうか、と考えてみる。 たとえば、就職したときの自分と、後輩ができた時の自分とではすこし心境が違ってくると思う。もちろん、その後も人生は続くわけで、その中にはいろんなイベントが有るはず。いろんな出会いがあって、いろんな別れがあって。
見方は人それぞれ。自分には自分の理想があって、見方があって、それによって人それぞれの違いがうまれる。もちろん、周りの人たちが居て自分が居るっていう相対的な倫理観みたいなものは必要だけれども、同じくらい、自分を中心においたものの見方を考えておくことも、大切だと思う。 自分にできて自分にできないことを整理をすれば、ものの道理も見えると思う。あとは、向かいたいところに向かって、なるだけのことをするだけだと思う。