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白羽の矢を刺すスタイル

チームで育てる Android アプリ設計プロジェクト、始まります

Peaks さんで「チームで育てる Android アプリ設計」と題した執筆プロジェクトに @kgmyshinさんと取り組むことになりました。この記事はこのプロジェクトが発足するまでの経緯や、執筆する本に込めた思いを伝えられればと言うことで書いています。

チームとアーキテクチャを両輪で語る書籍

これまでの様々なアーキテクチャのあるべき論から少し離れてみて、どうやったらうまくチームでアーキテクチャを扱えるようになるかを、釘宮さんと自分のそれぞれで得た経験をベースに話していく書籍が「チームで育てる Android アプリ設計」です。 アーキテクチャは一度整えればそれで終わるわけではなく、プロダクトの成長やチームの成長とともに少しずつ形を変えていくものであるという考えのもとで、新規開発チームでの事例と、走り始めたあとの規模の大きなチームでの事例を紹介していく予定です。

チームで育てる Android アプリ設計

この書籍のタイトルに込めた思いとして、チーム全員の目線を合わせてアーキテクチャを考えていきたいという思いがあります。

当初よりチームとアーキテクチャを両輪でうまくまわしていくための書籍を書きたいという思いからこのプロジェクトが始まりました。そこから、プロダクトが成長していくごとにアーキテクチャに求められるものも変化し、その時々に応じて少しずつアーキテクチャも微妙に形を変えていくはずだよね、という議論があり、さらにチームそのものもその変化に合わせて成長をしていくといいよね、というところから、このタイトルへと落ち着いていきました。

本当はチームがアーキテクチャを育てるだけでなく、アーキテクチャの変化がチームを育てることもあり、そこからさらにチームがアーキテクチャを進化させていくようなループが作れると理想で、そのことをうまくタイトルで表現できると良かったのですが、ひとまずはチーム一丸となってアーキテクチャを形づくり継続的に整えていくことを伝えるために「チームで育てる Android アプリ設計」という名前になりました。 そしてこのチームが一丸となってアーキテクチャの形を作り続けていくという姿が「都市計画」のようなイメージを彷彿とさせたことから、表紙のイメージはまるでシムシティで都市を発展させていったときの様子を写したようなイメージにしています。

さいごに

この書籍では、特定のパターンのアーキテクチャがよいという話ではなく、チームやプロダクトの状況からうまくアーキテクチャを整え、ともに成長していくことにフォーカスした内容に仕上げていく予定です。 個人的にはテストしたいところがテストしやすければアーキテクチャはなんでもよいと思っているのですが、数多あるパターンの中からうまく時流や要求にあった形にで落とし込めそうなものを模索してきた経緯を文章にできれば、きっと他のいろいろなプロジェクト・チームでも役に立つだろうと思っています。 ぜひ、応援をよろしくおねがいします。

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